ベランダの排水口(ドレン)が詰まる原因と掃除・点検の目安
ベランダの排水口(ドレン)に泥や枯葉がたまると、雨水が流れずに水たまりができます。防水材メーカーの日新工業は、屋上・ルーフバルコニー・ベランダ等の利用者向けの資料で、3〜6か月程度に1回の清掃でドレン部分の泥や枯葉を取り除くよう求めています。このページでは、同社の資料をもとに、掃除の目安と業者に相談する状態をまとめます。
出典の確認日:2026年11月2日
排水口(ドレン)まわりの点検と対応の目安
| 状態 | 対応 | 根拠 |
|---|---|---|
| 排水口や排水溝に土・落ち葉がたまっている | 直ちに清掃して取り除きます。3か月に1回程度は点検します | 日新工業 チェックシート(重要度D:清掃の必要 高) |
| 排水口のまわりや防水層の継ぎ目から草が生えている | むやみに引き抜かず、専門業者に相談します | 日新工業 使用・維持管理について |
| ルーフドレン(排水口の金物)の部品が外れている・壊れている | 業者に点検を依頼します | 日新工業 チェックシート(露出工法 重要度C/保護工法 重要度B) |
| 室内や階下に漏水がある | 直ちに管理会社や専門調査会社に連絡します | 日新工業 チェックシート(重要度A) |
日新工業の「使用・維持管理について」は、露出防水・保護防水のどちらについても、定期的(3〜6か月程度に1回)に清掃を行い、飛来物や排水溝、ドレン部分の泥、枯葉等を取り除くよう求めています。保護防水では、伸縮目地部やドレン廻りに砂埃等がたまると植物が育ちやすい環境になるため、よく除去して水たまりのないようにすることとしています。
排水が悪く水たまりが残る場合の原因と対処はベランダに水たまりができる原因と解決法、マンションのベランダの清掃を誰が行うかはマンションのベランダ防水の負担で解説しています。
主な原因
- 1排水溝・ドレン部分に泥や枯葉がたまる(日新工業 使用・維持管理について)
- 2風で運ばれた飛来物がたまる(同)
- 3ドレン廻りに砂埃がたまり、植物が育つ(同)
- 4ルーフドレンの部品の脱落・損傷(日新工業 チェックシート)
対処法・解決策
1ご自身で行う清掃
- 1晴れた日に行い、降雨・強風などの悪天候時は行わない
- 2排水溝・ドレン部分の泥、枯葉、飛来物を取り除く
- 33〜6か月程度に1回を目安に清掃と点検を繰り返す
- 4防水層を傷つける道具や、底の尖った履物は使わない
2業者に相談する状態
- 1排水口や防水層の継ぎ目に草が根を張っている(むやみに引き抜かない)
- 2ルーフドレンの部品が外れている、壊れている
- 3清掃しても水たまりが残る、室内や階下に漏水がある
よくある質問
Qベランダの排水口はどのくらいの頻度で掃除すればよいですか?
防水材メーカーの日新工業は、屋上・ルーフバルコニー・ベランダ等の利用者向けの資料で、定期的(3〜6か月程度に1回)に清掃を行い、排水溝やドレン部分の泥、枯葉等を取り除くよう求めています。同社のチェックシートでも、土・落ち葉等の堆積は3か月に1回程度は点検するとしています。
Q排水口から生えている草は抜いてもよいですか?
日新工業は、植物の繁茂は箇所によっては防水層を傷つけるおそれがあるため、むやみに引き抜かず専門業者に任せるよう記載しています。根が防水層の継ぎ目に入り込んでいる場合は、業者に相談してください。
Qマンションのベランダの排水口の掃除は誰が行いますか?
国土交通省の長期修繕計画作成ガイドラインに引用されているマンション標準管理規約第21条関係コメントでは、バルコニーの清掃を、専用使用権を有する方が行う「通常の使用に伴う」保存行為の例に挙げています。
Q排水口の掃除や修理の費用はいくらですか?
日新工業の資料は、清掃をご自身で行う日常の維持管理として記載しています。業者に清掃や部品の交換を依頼する場合の金額は、業者の見積もりで確認してください。